「SaGa Frontierネタで49のお題」補足説明


01:リージョン
 →混沌の空間に浮かぶ、都市規模の大きさの領域。それぞれが独立しており、また固有の雰囲気を持つ。

02:リージョン界
 →SaGa Frontierの舞台となる世界。数多のリージョンの集まり。しかし未だに未知のリージョンも存在するらしい。

03:混沌
 →リージョン間を満たす空間。これに飲み込まれると生きてはいられないらしい。

04:ヒューマン
 →いわゆる人間。戦闘を重ねる事で能力値が上昇し、技を覚えたり敵の攻撃を見切る等が出来る。

05:妖魔
 →基本的に人間型の姿をとる、不老長寿の種族。血の色は青く、技を覚える事は出来無いが妖魔武具と言う特殊な武具にモンスターを憑依させる事で独自の技を扱う事が出来る。また最初から妖術の資質を持っている。

06:メカ
 →いわゆるロボット。メカ系の敵を倒した際にプログラムを収集する事で技能を増やし、装備品によって能力値を強化する。

07:モンスター
 →倒した敵の能力を吸収する事でその姿を変える種族。その時々の姿によって能力値は大きく変わるが、同じ姿であってもそれまでに吸収した能力の数が多いほどHPが高くなる。


08:双子
 →ブルー編で、双子は魔力が強い代わりに全ての術の資質を身に付ける事が出来ないとされている。

09:宿命
 →主人公の1人、ブルーは双子であるが故に、完全な術士になるには自らの双子の片割れを殺さなければならない。

10:術
 →人間と妖魔が扱う事の出来る特殊技能(一部例外あり)。JPを消費する事で行使可能で、達人になると通常よりJPの消費が少なくなる。技と違って攻撃だけでなく、回復や補助的な事も出来る。5つの系統があり、それぞれの系統には相反する2つの分類がある。
 基本的な術は店で売られている事もあるが、上位の術は資質を持っている上で自力で覚えなければ使用不可能。

11:資質
 →資質があると、その系統の術を1つでも使えれば、自力で覚える事が可能になり、また店で売っていない上位術も(覚えれば)使える様になる。
 例えば陽術の資質がある時、「太陽光線」等と言った店で買えるその分類に属する術を1つでも覚えていれば他の術は買わなくても全て自力で覚えられる。

12:決闘
 →ブルー編で主人公のブルーとNPCのルージュが完璧な術士の座を掛けて戦う事になっている。

13:天国 or 地獄
 →ブルー編ではあるイベントの後、地獄に行ける様になる。しかしその風景は、ぱっと見では天国の様だった。

14:故郷の崩壊 or 壊滅
 →クーン編では主人公の出身リージョンが崩壊の危機に瀕している。
 ブルー編ではあるイベントの後、出身リージョンに戻るとそこが壊滅している。
 また、NPCの1人ゲンの出身リージョンもトリニティの攻撃を受け壊滅した。


15:魔法の指輪
 →魔法の指輪はクーン編でのみ登場するアイテム。9種類+αある。これらを集めて故郷のリージョン、マーグメルを再生するのがクーンの目的。
 またエミリア編では主人公のエミリアが過去に婚約者へ贈った指輪が重要アイテムでもある。

16:夢のお告げ
 →主人公の1人、クーンは一族の長老が見た夢のお告げによって指輪を集める旅に放り出される。

17:巨大生命体の腹の中
 →クーン編では指輪を集める過程で混沌内を回遊する巨大生物にリージョンシップごと飲み込まれる。
 他の主人公では、印術資質のイベント中に同じ状況に陥る。

18:夜逃げ
 →クーン編のとあるイベントの後、報酬を要求しすぎると相手が夜逃げする。
 他の主人公では、町の噂で「富豪が夜逃げした」との話が聞ける。

19:裏切り or 寝返り
 →クーン編では9つの指輪を集めた後、あるキャラがその力で変貌する。
 またエミリア編とリュート編に登場する人物の1人、モンドは昔反トリニティ運動に関わっていたが、ある人物の死を機にトリニティ側へ寝返った経歴を持つ。

20:半人、半妖
 →主人公の1人、アセルスは事故で死ぬはずだった所、妖魔の君オルロワージュから滴り落ちた血を得て復活し、その結果ヒューマンの赤でも妖魔の青でもない紫色の血を持つ半妖となった。妖魔の血により妖術の資質を持つものの、通常発揮出来る能力はヒューマンと同等。とは言え妖魔武具を使用すると妖魔の能力を発揮出来る様になるが、その戦闘中に限りヒューマンとしての特性を失う(技を閃かない、攻撃を見切れない等)。

21:格
 →妖力の強弱に基づく妖魔の位。妖魔の君が最も高く、以下上級、中級、下級、邪妖の順に位が下がり、また妖力も低くなる。主人公の1人、アセルスは目覚めたばかりの頃は中級に位置していたらしい。


22:寵姫
 →アセルス編に登場する妖魔の君の1人、オルロワージュには100人の寵姫がいる(内1人脱走中)。オルロワージュに吸血を許してしまった20才以上の美しく心豊かな女性達で、その殆どは元人間。そして吸血を許したが故にオルロワージュには絶対服従。
 別名、棘の乙女。

23:逃避行
 →主人公の1人、アセルスは自分の教育係の1人の白薔薇と共に、妖魔の君の1人オルロワージュの居城から逃走する。その為、オルロワージュの放った追っ手に追われている。
 またNPCの1人、零はオルロワージュの手から唯一逃げおおせた人物であり、現在も逃亡を続けている。

24:欠けた記憶
 →主人公の1人、T260Gはメモリの損傷が激しかった為に記憶の殆どが欠けている。

25:任務
 →主人公の1人、T260Gには記憶が欠けている為に確認出来ない任務がある。
 また主人公の1人、エミリアは与えられた任務をこなす事でストーリーが進行する。

26:剣豪
 →ワカツと言うリージョンでのみ生まれてくるらしい。
 NPCの1人、ゲンがコレ。その能力でT260G編では錆びた鉄パイプでロープを切ると言った芸当を見せてくれる。

27:失われた文明 or 古代文明の遺産
 →リージョン界の各地には有史以前に現在以上に発達した文明の遺跡が残されている。主人公の1人、T260Gはどうやらその時代に制作されたらしい。

28:変身 or 変身ヒーロー
 →主人公の1人、レッドは瀕死の所をヒーローの力を与えられる事で助けられた。そんな訳でレッドはヒーロー「アルカイザー」となり戦闘中に変身する事で超人的な能力を発揮出来るようになったが、一般人に正体を知られると記憶を消去される等と言ったヒーローの掟に縛られる事にもなった。
 また主人公の1人、アセルスは妖魔の武具を使う事で妖魔化(=妖魔への変身)する。


29:ブラッククロス
 →主人公の1人、レッドが復讐を誓っている組織。各地で誘拐や麻薬の製造・密売、武器の密輸等を行い、リージョン間を航行可能な巨大戦艦ブラックレイを所有し狂気の天才Dr.クラインによって作り出された改造人間等、その軍事力は国家権力に匹敵する程。組織の幹部にはDr.クラインの他、Dr.クラインに改造を施された者の中でも特に高い能力を誇る四天王(但し内1人は元からメカ)が存在するが、首領の正体は謎に包まれている。

30:IRPO
 →Inter Region Patrol Organizationの略。リージョン界の治安維持機構。
 NPCのヒューズ、ドール、サイレンス、ラビット、コットン、その他登場キャラのレンが捜査官として所属している。

31:リージョンシップ or シップ乗り
 →リージョンシップはリージョン間を行き来する為の乗り物。帆船型や鳥形等、様々な形状が存在し、シップの周囲にリージョンの様なフィールドを張る事で混沌に飲み込まれるのを防いでいる。主人公の1人、レッドは家族を殺された後、リージョンシップの機関士見習いとして生計を立てていた。
 またレッド編のイベントの1つにリージョン海賊ノーマッドに襲われると言うものがある。
 この他、NPCのハミルトン艦長はネルソンの独立戦闘任務艦ビクトリアの艦長を務めている。

32:修行 or 修験者
 →レッド編のイベントの1つに密売人らしき修験者の格好をした者を追い掛けると言うものがある。
 またNPCのフェイオンは元々京へ修行に行く予定だった。

33:復讐
 →7人の主人公の内、エミリアは婚約者を、レッドは家族を殺された為、それぞれ復讐を誓っている。

34:冤罪
 →主人公の1人、エミリアは婚約者殺しの罪を着せられ投獄された経歴がある。

35:仮面
 →主人公の1人、エミリアが追っている人物は仮面を付けている。
 また7人の主人公の内、エミリアとレッドはシンロウで開催される仮面武闘会に参加出来る。が、エミリアは当初仮面舞踏会と勘違いしていた。


36:ウェディングドレス
 →主人公の1人、エミリアが肌身離さず持っているモノ。

37:グラディウス
 →法律では解決不可能など、IRPOでは対応出来ない事をする裏組織。
 NPCのルーファス、アニー、ライザがこのクーロン支部に所属している。
 主人公の1人、エミリアも後に所属する事になる。

38:トリニティ
 →リージョン界の統一組織。商業地区のマンハッタン、工業を担うタルタロス、居住地区のニルヴァーナの3リージョンから成り、それ以外のリージョンも大半がその影響下にある。登場人物の1人、モンドが執政官の1人を務めている。
 NPCの1人、レオナルドは幼い頃にトリニティに拾われて育ったと言う経歴を持ち、そこで才能を発揮して博士号を取り、本部内に自らのラボを構えるまでになっている。

39:反トリニティ
 →主人公の1人、リュートの死んだ父親が反トリニティ組織のリーダーを務めていた。
 NPCの1人、(ハミルトン)艦長は反トリニティに属するリージョン、ネルソンの軍に所属している。

40:自立
 →主人公の1人、リュートの旅立ちの一応の目的は親元を離れて自活する事だったらしい。

41:風来坊
 →主人公の1人、リュートはこれと言った目的が無い為、行く事の出来るリージョンをぶらぶら渡り歩く事になる。
 また同じく主人公の1人、ブルーやNPCのルージュは術の資質を集めると言う目的の為、出身地であるマジックキングダムを離れてリージョン界を外遊している。但しブルーは主人公としてしか登場せず(つまり仲間にならない)、ルージュは術に関係する2リージョンで仲間に出来るが(ブルーのみ不可)、マジックキングダムに行こうとすると強制的に別れる事になる。

42:因縁 or 因果
 →主人公の1人、リュートは死んだ父親の因縁からか、昔はその親友で今はトリニティ高官のモンドのシップに乗せてもらえたり、そのシップに乗った所為でIRPO捜査官のヒューズに怪しまれたりする。


43:支配者の黄昏
 →アセルス編、リュート編は最終的に一族の、或いは政治的支配者(の1人)の所へケンカを売りに行くと言うストーリーになっている。

44:LP
 →Life Point。全てのキャラ(と仲間モンスターが変身出来るモンスター)に設定されているステータスの1つ。最高は10らしい。最低は1。この値が0になると主人公及びNPCは昏睡状態となり、主人公の場合はゲームオーバー、NPCの場合は行動不能となる。但し、パーティーが全滅した場合もゲームオーバー。基本的に宿屋に泊まれば回復出来る。ちなみに敵の場合は一応設定されているらしいが、HPさえ0にすれば倒せるので問題無い。

45:アイキャッチ
 →一部のイベントクリア時に見る事が出来る一枚絵。
 例えばブルー編で剣のカードを取得するイベントをクリアすると、そのイベントの必須キャラであるゲンのイラストが表示される、と言った具合。イベントによっては主人公自身やその他重要キャラの絵が表示されたりもする。

46:(リージョン名から1つ選択)
 →リージョン名とその説明を以下に。但しリージョンサインが用意されているものと(使用不使用問わず)、設定で確認出来るもののみ。
IRPO元は別の名称が付いていたらしいが、IRPOの本部が出来たため、いつの間にかそれがリージョン名になった。IRPO隊員達の住居もここにあるらしい。
HQ特定の主人公でのみ行ける。その所在地はトリニティでも最高機密になっていると言う。
RB3RegionBuster3の略。正確にはリージョンではなく、その名の通りリージョンそのものを破壊する為に作られた古代の兵器。
オウミ豊かな湖に面した、水の都と言った雰囲気のリージョン。新鮮な魚介類が名物で、観光客も多い。湖にいるらしい水妖(人魚の様な外見の下級妖魔の1種)は、水神様のお使いと言われている。
オーンブル別名「影のリージョン」。ここにいるのは全て影のみであり、モンスターとメカはここに入ると出られなくなる。主人公が陰術の資質を取る事を選択しないと行けない。
純和風の景色が楽しめるリージョン。心術の資質を得られる修業場がある。
クーロン住人曰く「スキを見せなければ大丈夫」。要するに治安が悪い、混沌とした雰囲気のリージョン。表通りには様々な店が建ち並び、ここのリージョンシップ発着場からは様々なリージョンへ行く事が出来る。裏通りは下水道と繋がっており、怪しげな闇医者や横流し品を売る店等もある。
シュライク現代日本風の街並みのリージョン。個人経営ながらも技術力の高さに定評のある製作所や、古墳があったり生命科学研究所があったりする。街の本屋で立ち読みするのもまた一興。
シンロウ鬱蒼としたジャングルの中で王宮の建物がひと際目を引くリージョン。王宮で行われる仮面武闘会と、古代の遺跡探検が名物。
スクラップクーロンへのシップ航行が始まったばかりのうらぶれた雰囲気のリージョン。治安も徐々に悪化していると言う。ジャンク屋がある。
タルタロストリニティを形成するリージョンの1つ。マンハッタンとはゴールデンブリッジで繋がっているが、立ち入りは厳しく制限されている。
タンザー正確にはリージョンではなく、リージョンに匹敵する大きさを持った混沌内を回遊する巨大生物。時折シップが行方不明になるのは、タンザーに飲み込まれたからとも言われる。
ディスペア犯罪者が収監される監獄リージョン。何処かにルーンの巨石があり、ごく希に行われる「解放の日」のイベントでこの巨石に触れる事が出来れば、刑期を満たしていなくても出所出来るらしい。噂では刑期100万年の人物がいると言う。
ドゥヴァン古今東西のありとあらゆる占い師が集まっているリージョン。コーヒー占いやホネ占い等と言った変わり種もある。ちなみに町外れにある神社では巫女の少女がおみくじを売っているが、何故かいつも売り切れている。
トリニティラムダ基地何処かのリージョンにある、トリニティの軍事基地。ニルヴァーナにあるらしい?
ニルヴァーナトリニティを構成するリージョンの1つ。但し居住地区と言う設定の為か、ゲーム中には未登場。
ネルソン反トリニティを掲げるリージョン。その為か、リージョンシップはオウミへしか航行されていない。独自の艦隊を持つ。町自体が洞窟の中にある為、薄暗い。
バカラカジノが名物。どこかにキンが大好きなノームがいるらしい。
ファシナトゥール妖魔の君の1人、オルロワージュが統治するリージョン。植物的な曲線を描く城にはオルロワージュに認められた者しか立ち入る事が出来無い。
ボロ巨大クレーターが点在する辺境リージョン。住人達はそこから発掘されるクズ鉄やメカのパーツ(になるかもしれないモノ)を換金する事で生計を立てている。
マーグメル様々なモンスターの住むリージョン。しかしリージョンとしての寿命は限界に達しており、魔法の指輪の力でどうにか維持している状態。
マジックキングダム魔術の研究が盛んなリージョン。ここで生まれた者は例外なく魔術の資質を持っている。幻の術に付いて書かれた本のある図書館や、謎の工房もある。
マンハッタントリニティの表玄関的リージョン。商業都市らしく、近代的な高層ビルが立ち並ぶ。
ムスペルニブル朱雀が生息する雪山と、妖魔の君の1人、ヴァジュイールの宮殿がある。
ヨークランド名産品は綿と酒。特に酒の中でも最高級品はトリニティの高官に献上されているらしい。沼地の奥には酒神を祀った祠がある。
ルミナス幻想的な光と影のリージョン。陽術と陰術の資質を得る為に訪れる事になる。
ワカツ反乱の兆しがあるとしてトリニティに滅ぼされたリージョン。その為シップの航行は原則禁止となっており、通常の方法では行く事が出来無い。

47:技(もしくは技の系統、技の名称から1つ選択)
 →特殊技能の1つ。ヒューマンの場合は剣技、銃技、体術、見切りの4系統がある(他に特定キャラでのみ使用可能な技も有)。妖魔の場合は妖魔武具憑依能力、メカの場合はプログラム、モンスターの場合はモンスター技能と呼ばれ、またこれ以外にも装備する事で固有の技が発動可能になるアイテムもある。WPを消費する事で行使可能で、達人になると通常よりWPの消費が少なくなる。攻撃目的のものが殆どだが、攻撃の回避を可能にするものもあり、またヒューマンが扱うもの以外の技の中には術と似た様な効果を持つものもある。
 ちなみに、ヒューマンの剣技と体術は、初等、皆伝、奥義、秘技の4段階にランク付けされており、更に剣技には刀系の武器でのみ扱える刀技、2本の剣(もしくは刀)を装備している時のみ使用出来る二刀技が有る。
 より詳細なデータをお求めの方には下記のサイトをオススメします。
 さがふろんてぃあ戦略指南所>術・技データ

48:(術の系統、もしくは術の名称から1つ選択)
 →大分類としての系統には5種類あり、そこから更に2種類の分類に分かれる。その他にも、失われたり習得困難な2つの分類がある。
 詳細はコチラを参照。但し間違いもあるかと思われるので、より正確なデータをお求めの方には下記のサイトをオススメします。
 さがふろんてぃあ戦略指南所>術・技データ

49:連携
 →複数のキャラクターによる連続攻撃。但し全ての攻撃が連携する訳ではなく、また敵の攻撃が間に入ると繋がらない。勿論、敵も複数出現すると連携を繰り出す事がある。
 ちなみに、乱れ雪月花は特定の技の組み合わせでのみ発動する特殊連携。
 DSCはDangerous Suplex Comboの略で、特定の技を装備する事により発動する1人連携技。使用者の能力値が十分に高く、且つ最後まで決まれば2万以上のダメージを叩き出す事もある。


参考資料
 サガ フロンティア解体真書
 サガ フロンティア裏解体真書
 サガ フロンティア ハイパーテキスト


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